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H-ⅡA F24 観戦日記 2日目 [日記]

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前日の記事 
 
 
2日目 5月24日(土)

  恵美之江展望公園 
恵美之江展望公園への道の通行解除が8時半からだったので、8時に着くように宿を出ました。
入口前には既に90台ほど車が並んでおり、駐車場のキャパは130台と聞いていたのでギリギリ。 
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8時半を過ぎると少しずつ車が動き出しました。 
入口、分岐点、駐車場にそれぞれ係の方がおり誘導してくれます。
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入口で「恵美の湯の宿泊者or関係者ですか?」と聞かれました。
「いいえ」と答えて進みます。
そして、恵美之江展望公園と恵美の湯の分岐点まで来るとまた係の人がおり、恵美之江展望公園へ誘導されました。「恵美の湯へは行けませんか?」と聞くと。
「この先は私有地なので宿泊者か関係者以外は入れない」とのこと。 
後で恵美の湯の様子を見に行った友達の話では、恵美の湯に駐車してある車には許可証のようなものが貼ってあり、入口ではそれを配っていたのかもしれません。
 
という訳で恵美之江展望公園で見ることにしました。なんだかんだで駐車できたのは9時頃。
打ち上げの3時間前ですが駐車場はほぼ埋まっています。 
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入口で8時半までの進入規制が無かったらもっと早く満車になってたかも?
詳しくは分かりませんが9~10時には満車となり、車で乗り入れできなくなっていたみたいです。
そのため、入口から徒歩や自転車で来る人もいました。 

広いとはいえ既に良い場所はとられており、奥の方(この写真よりさらに右隅)でなんとか最前列をゲット。
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打ち上げまで3時間ほどあるので写真を撮って遊んでいました。
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手前の塔がちょうど機体に重なってしまいました(涙 
 
10時半頃には露店が立ち上がり、行列します。 
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お弁当、串焼き、飲み物、スペースサイダーなんかが売ってました。 
 
9時頃は少し雲がありましたが、10時過ぎ以降は殆ど消えます。 
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タイムラプス動画を撮って遊んでいましたが、雲が無くなったので途中でやめました。

地元のおじさんおばさんらしき人も来ています。
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この日も全天球写真も撮りました。
↓のリンクから打ち上げ前の恵美之江展望公園の前天球画像が見られます(PCでの閲覧推奨)
メイン駐車場手前の小高い場所から撮影。露店の赤い屋根が小さく見えると思いますがその奥まで見学場が続いています。 
 
 
 
  打ち上げ
2014/05/24 12:05:14(JST)
予定時刻丁度に陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)と4機の相乗り小型副衛星を載せたH-2Aロケット24号機が種子島宇宙センタは吉信第一射点から打ち上がりました。
 
動画
 
静止画
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打ち上げ3分後 
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打ち上げ7分後
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恵美之江展望公園にはカウントダウンクロックはありませんが、時計やネットの中継を聞いてみんなでカウントダウンしました。
 
今回の打ち上げはとても天気が良く、風も穏やかで文句なしのコンディション!
前回見たのがH-2B(H-2Aより高パワー)かつ深夜(打ち上げの光が強烈)だったのでそれに比べると大人しい打ち上げのようにも感じましたが、青空に吸い込まれるように上昇していくロケットがとても素敵でした!

それから僕は見えませんでしたが、朝日新聞が撮った写真にはSRB-Aの分離が写っていたので、日中の打ち上げでも双眼鏡とか使えば見えるようです。 
カメラ関係の光学機器ばかり気にしてて、双眼鏡持ってくるの忘れてた... 
 
打ち上げの写真やSRB-A分離の写真はファン!ファン!JAXA!や朝日新聞のサイトに掲載されています。

そして打ち上げが終わると、みなさん一気に帰り始めます。
打ち上げの30分後の様子。
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この日のうちに帰る人が多いからでしょうか。高速船のチケットも打ち上げ後鹿児島に戻る便は秒殺だったらしいです。僕はもう一泊して日曜日に帰る予定だったのでのんびりと恵美之江展望公園を後にしました。
 
徒歩で帰る人、自転車、恵美の湯から帰る車、恵美之江展望公園に迎えに来るタクシーなんかで、30分経っても帰り道はかなり混雑していました。




  種子島宇宙センタ
 
次に向かったのは種子島宇宙センタ
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駐車場のマップが新しくなってました。
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丘の案内板といい、あちこち綺麗になってますね。恵美の湯/恵美之江展望公園までの道も舗装された部分が増えていました。 あと、別の記事で詳しく書きますがdocomoはLETが繋がるようになりました。 

昨年のH-2B F4の時は先着でHTV-4のピンバッジを配っていましたが、今回はALOS-2のポスタ配布がありました。船と飛行機で持って帰ることを考えて貰わなかったのですが、今考えるとやっり貰っておけば良かったかなと...

中のロビーにはALOS-2の応援メッセージが書かれた布が飾ってありました。
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展示室内で初めて見るキャラクタ発見!
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あんまりデフォルメしてないから胴長短足感が凄い。


宇宙センタに入ってすぐ左手の恵美須神社
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何度となく通ってますがちゃんと見たのは初めて。
 

紀功碑?もあります。
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ロケット射点建設に対する地元住民の理解への感謝が記されています。
種子島と内之浦以外に射場を作ろうという話もありますが、どんなに素晴らしいロケットがあっても射場が無ければ打ち上げることはできないし、射場の建設には地元の方々の理解と協力が不可欠です。

恵美の湯の地主さんもそうですが、種子島の人はロケット打ち上げやその見学者にとても親切で、その点も踏まえ、種子島宇宙センタはとても美しい射場だと感じました。
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  宝満神社 
 
お次は宝満神社へ。
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ここはGPM主衛星の打ち上げの時、NASAのアカウントがアップした写真に写っていて、調べてみたら宇宙センタのすぐ近くだったので行ってみました。

日中でもヒンヤリと薄暗く、独特の雰囲気。
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お堂までは少し歩きます。道は苔むしており京都のよう。

「謎の石造物」という名の石。仁王像とも河童とも言われているらしい。
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お堂の周りにはアジアンテイストな木々が生い茂っており、隣には竹が生えていて不思議な光景。
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狛犬のモフモフ感が可愛い。
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種子島にもこんな場所があるんですね。


あと、島の各地で地点標を見ました。前からあったっけ?
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主要な道沿いや観光地付近にあり、地図も書かれているので自転車とかで来た人には便利ですね。
もっとも種子島は道が簡単なので殆ど迷わないと思いますが。
 
 
 
 
  中種子
 
中種子の町は打ち上げ成功を祝福するムード
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打ち上げ前は「ALOS-2 打ち上げ成功をお祈りします」というのぼりでしたが、打ち上げ後すぐに危険区域の通行止めの看板の回収とのぼりの交換が行われます。 
打ち上げ失敗したときはどうなるんですかね?少し気になります。
 
 
 

  種子島空港
 
次は種子島空港に行きました。
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写真に写っている建物の中に出発・到着ロビー、保安検査場、搭乗口など全てが入っています。 
以前は大阪の伊丹空港への便もありましたが、現在の定期便は鹿児島空港との路線のみ。1日に行きと帰りの4便、計8便が離着陸しています。 
 
空港内にも打ち上げ成功ののぼりが。
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ちょうど、朝日新聞と三菱の自家用機と日本エアコミュータの定期便の3機がいました。
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種子島空港に同時に3機も駐機してる光景を見たは初めてかも(笑
 
空港に行ったのは17時半頃で打ち上げの約5.5時間後。搭乗者は全員スーツだったので、お偉いさんたちが打ち上げ後の仕事や記者会見を終えて乗っていったようです。

種子島空港を利用する定期便は日本エアコミュータの17:40発が最後なので、まだ明るいですが18時半には空港の運用が終了します。1日に8便しか利用しないなんて管制官の人暇そう...
 
 
 
 
  アイSHOP(石堂店)

そして、アニメ秒速5cmでお馴染みのアイSHOP石堂店でデイリーコーヒーとヨーグルッペを買って宿へ。
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ポスターがおしい... 
あと、ヨーグルッペが最後の1コで危なかった... 
 
ここのアイショップに行くのは始めてなのですが、本当にそっくりで驚きました(笑
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レジは70才くらいのおばあちゃんがやってました。周りは大して民家がある訳でもなく、少し行けば中種子の町でスーパーや商店があるので、どうしてこんな場所で商売をしているのか謎。
アイSHOPは他にも何店かありますが、なんでもない人気のない場所に建ってたりして驚きます。
もっとも中種子の町も西之表の町もあまり人気はありませんが...
お店がつぶれないことと、おばあちゃんの健康を祈っています。 




  天の川

この日は夜になると曇ってきてしましましたが、23時頃まで待っていたら晴れてきたので近くの海岸に行って撮影しました。
昨日から馬鹿の一つ覚えのように"天の川"、"天の川"と言っていますが、コンディションが良い時の種子島から見る天の川は本当に素晴らしいのです!
もう星座が分からないくらい星がたくさん見えるので、星座を見るというか天の川を見るという感じになってしまいます。僕の中では天の川を見ることが種子島に来る第2の目的となっているので(笑  
 
キリン座流星群(だっけ?)が見られるらしい北の空 23:50頃
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(D7000 + SIGMA 10-20mm F4-5.6  -  F4, 210s, ISO1600, 15mm(35mm換算) 撮影後露出調整) 
露出時間が長いので周囲の星が流れて写っています。 
 
適当に上の方向けて撮った1枚 00:20頃
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(D7000 + Nikon 35mm F1.8  -  F2, 67s, ISO400, 52mm(35mm換算) 撮影後露出調整)  
見える星が多すぎて星座が見つけられない状態(そもそもオリオン座しか知らない)
 
射点の明かりと天の川 00:20頃
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(D7000 + Nikon 35mm F1.8  -  F1.8, 20s, ISO4500, 52mm(35mm換算) 撮影後露出調整)  
 
射点の明かりと天の川  00:40頃
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(D7000 + SIGMA 10-20mm F4-5.6  -  F4, 60s, ISO800, 15mm(35mm換算) 撮影後露出調整)  
地平線近くは常に雲が出ていたものの、雲の切れ間は初日の夜より良いコンディションで撮影ができました。 

その後、また雲が出てきてしまい1時半頃まで粘って諦めました。 01:30頃
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(NEX-5T + SONY 16-50mm F3.5-5.6  -  F3.5, 30s, ISO12800, 24mm(35mm換算) 撮影後露出調整)  
星の撮影は忍耐勝負ですね。
あと、広角レンズだと入りきらないので魚眼レンズ欲しい... 
 
タイムラプス動画
約100分掛けて撮影した画像をつないで10秒の動画にしています。確認不足で射点の光がフレームに入っていませんが、飛行機や流れ星が映っています。


以上で2日目は終わり。
3日目に続く...

 
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今回種子島で撮影した写真をFlickrで公開しています。オリジナルサイズの天の川の写真もアップしてあるので、宜しければ合わせてご覧下さい。

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H-ⅡA F24 観戦日記 1日目 [日記]

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1日目  5月23日(金)
 
朝、4時半頃に起きて羽田空港へ。

  羽田空港
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今回はSNA3771便。ANAで予約したけどコードシェア便なのでソラシドエアーの機体でした。
機種はB737-800、ウイングレットが大きくてチャーミング!

この日はそこそこ天気が良く、富士山を見ることができました。(画面中央よりやや右の辺り)
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何回も乗っている路線ですが富士山が見えたのは初めて。幸先の良いスタートです。
 
 
 
  鹿児島空港
 
なんか凄く混んでる。
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サッカー日本代表?が合宿で来ていたようです。
空港からは高速バスで高速船ターミナルへ。バスも混んでおり乗り切れない人がたくさんいました。
 
 
 
 
  高速船ターミナル
 
この日に鹿児島から種子島へ行く高速船はほぼ全て満席。
受付が1つしかないのでチケットの発券に時間がかかり、予定より15分ほど遅れての出航となりました。
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コンビニで発券とまで言わないけど、ネットからプリントとかもう少しスマートにできないもんですかね...
フェリー「はいびすかす」は人のみの場合予約不可(車と一緒だと予約できる)なので、それよりはマシですが...

船はロケット号! 
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因みに、この船はボーイング929という機種(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0929
ボーイングって船も作ってたんですね、知らなかった... 
 
出航してから約90分で種子島は西之表港に到着します。
昨年乗ったフェリー「はいびすかす」が220分なのに比べると倍以上の速さ!(ただしお値段も倍以上)
ジェットフォイル機は偉大(確信)


おじゃり申せ種子島(種子島へいらっしゃいませ)
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種子島に着いたらレンタカーを借りて宿へ。
今回はいつも借りているトヨタレンタカーが取れなかったのでニッポンレンタカーになりました。
一番安い軽を予約しところ、ダイハツのムーブを借りられました。
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港からお店まで少し距離があるけど、船の時間を言うと送迎してくれるのがありがたい。 
 
 
 
 
  宿
 
南種子の宿は取れず、中種子の白南荘という宿になりました。
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そこそこ立派に見えますが、案内されたのは手前の木の看板がついている建物の方...

室内、とても質素。
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トイレやお風呂は本館?の方でこの部屋にはエアコン無し、隣の部屋の会話が丸ぎ聞こえという部屋でした...
本館の方は打ち上げ関係者で埋まってしまったらしいです。でも、料金が安く宿の方も良い人でした。 
奥の本館?は普通の部屋なのでそちらに泊まれた人はラッキーですね。

外には人懐っこい犬。
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撫でるとぐでーってする。 


それから宿に行ってみて初めて気づきましたが、宿の前が旧種子島空港。
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歓迎の"歓"の字だけ残ってるロケット?っぽいモニュメント。
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現在は使用されておらず、敷地内は立ち入り禁止です。
ちょうど消防の人が訓練をしていました。そういう使われ方もあるんですね。
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そして、宿の隣に見覚えのある建物があるなと思ったら...
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アニメ、ロボティクス・ノーツに出てきた廃墟でした。
廃墟も元ネタがあったんですね。とてもソックリ。
ということで、ここはロボノの聖地巡礼したい人にはオススメの宿かも。中種子にあるので種子島中央高や伊禮商店のモデルとなったアイSHOPも近いですし。
 
 
 
 
  恵美の湯&恵美之江展望公園
 
明るいうちに見学場の下見へ
恵美之江展望公園への入り口はのぼりが置いてあり、分かり易くなりました。
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打ち上げ前日の夜から当日の朝は通行止めになるようです。
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整備されたとはいえ、見学場までは悪路で崖などもあり、街頭が全く無いので公式見学場としての安全を考えれば仕方ないですね。それに交通整理&警備の人員も配置する必要もありますし。
 
こんな感じの砂利道を走っていきます。
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所々に退避場はあるものの基本一本道。17時頃行きましたが同じように下見をしている人が多く来ており、何度も車を止めて道を譲りあいながら進みました。
昨年の下見の時は殆ど車と行き合わなかったのに、公式見学場効果凄い。
 
  
  恵美の湯  
まずは恵美の湯
公式見学場よりも少し先にあり、以前から非公式として有名な場所。
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水色の丸印が恵美の湯、吉信射点が目と鼻の先。
打ち上げ時に立ち入り制限のかかる、3km圏内ギリギリの位置に存在します。 
 
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恵美の湯には昨年まではなかった宿ができていました。
この時点(18時頃、打ち上げの18時間前)で場所取りしているのは2、3人(分の三脚)。 
 
↓このリンクから恵美の湯のGoogleストリートビューのような画像が見られます。(PCからの閲覧推奨)
この画像はMicrosoftが開発したPhotosynthというアプリを使ってiPadで撮影しました。
iPhoneで撮影するともっと綺麗な画像になるかも?便利なのでandroid版も出して欲しいです。
 
目の前すぐに海岸
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草が刈ってあり、下のコンクリートまで容易に降りることができました。
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駐車スペース
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このように、恵美の湯は打ち上げ見学場としてはベストスポットですが、ここは公式見学場とは全く関係のない私有地です。
しかし、ここの地主の方は打ち上げ見学者にとても協力的で、今まで駐車スペースや恵美の湯を開放してくれていました。(H-2B F4の時は拡声器を使ってカウントダウンをしてくれた他、真夜中の打ち上げなのでわざわざ照明も設置してくれました。) 
ただ、あくまで私有地なので利用する場合は一言断りを入れてから使った方が良いかもしれません。僕が行った時はちょうど地主のおじさんが外にいたので挨拶することができました。
今年から宿もでき、今度の動向が気になります。
 
 
  恵美之江展望公園 
続いて今回から新たな公式見学場に追加された恵美之江展望公園
入口
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前日の18時頃はチェーンがかかっており、車は進入できないようになってました。

手前の道の路肩に車を止め歩いて下見に向かいます。
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5台くらい止まってる。 

まず見えたのがバス用の駐車場
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そして仮設トイレ
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少し進むと謎の椅子(場所取り?)
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左手は崖、恵美の湯はこの奥に位置します。 
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さらに進んで、メイン駐車場
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駐車可能台数は130台と聞いていますがかなり広く見えます。 
 
奥はアーチ状になってる。 
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↓このリンクから恵美之江展望公園のGoogleストリートビューのような画像が見られます。 (PCからの閲覧推奨)
駐車場の奥のあたりで撮影。 
 
場所によって手前の風景は変わりますが、およそこのような眺め。
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恵美の湯に比べるとかなり高い位置となります。
 
 
  射点の見え方
LP-1 
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恵美之江展望公園からの眺め(↑) 

恵美の湯からの眺め(↓)
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H-2Aロケットが打ちあがるLP-1は、恵美之江展望公園からだと根元が少し隠れてしまいます。
高さはあるのですが、位置が悪く丘にかぶってしまうようです。 
 
因みにLP-2の方は
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LP-2は恵美之江展望公園の方が少し下まで見えます。
 
恵美之江展望公園は横に広いので、右端と左端では若干見え方が変わります。また駐車場の手前まで戻ると少し高台になるので場所によってもう少し良く見えるかも?
 
恵美の湯と比べると恵美之江展望公園はとにかく広く、また見学場が横に広くアーチ状になっているため多くの人が最前列で見ることができます。凸凹な地形を平らにし、ちゃんと見学場として整備されたことが分かります。
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奥に露店の準備も
 

2つの場所を見比べて、LP-1の根元まで見える点と目の前が海で開放的な風景という点を考え、今回も恵美の湯で見ることにしました。結局、恵美の湯には行けなくて恵美之江展望公園で見たのですが、詳しくは2日目の記事で。
 
 
 
 
  ロケットの丘 
 
下見の後はロケットの丘に向かいました。
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着いたのがだいたい19時頃、機体移動は23時からなので4時間前ですが最前列は場所取りが始まっていました。
全景撮り忘れましたが、10コくらい三脚が並んでたかな?

曇ってましたが、VABや射点が良く見えます。
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  機体移動 
 
その後は一度宿に戻り、夕飯を食べてまた丘に来ました。
DSC_1835.jpg 
22時半、機体移動の30分ほど前。なんとか丘の駐車場内に駐車できました。
到着すると30人くらいの人がカメラを前に無言で微動だにせず立っていて恐い雰囲気...

毎度のことですが、ロケットの丘は機体移動直前になると路上駐車の車で溢れ返ります。
DSC_1846.jpg 
駐車場内に止めたかったら最低でも30分は前に来ると良いです。(そのかわりすぐには出られませんが)
 
 
機体移動は静止画とタイムラプス動画を撮影しました。
H-2Aの機体移動は一本道で早いので、事前に露出条件を探ったりやブレにくい撮影方法を探しておかないとすぐに移動しきってしまいます。
大量にブレ写真を量産した結果、300mmm(35mm換算で450mm)程度の望遠撮影では。
・シャッターはレリーズ操作
・ミラーアップ撮影
・三脚上でも手振れ補正オン
・機体移動中はシャッタースピード1/10秒以上
・ピントはVABか射点に合わせて固定。 
だと比較的まともな写真が撮れることが分かりました。 
 
23時00分、機体移動開始 
DSC_1847.jpg
(D7000 + Nikon 35mm F1.8 - F1.8, 1/30s, ISO1100, 撮影後トリミング&露出調整)
 
DSC_1853.jpg
(D7000 + TAMRON 18-270mm F3.5-6.3  -  F6.3, 1/4s, ISO2200, 405mm(35mm換算) 撮影後トリミング&露出調整) 
 
DSC_1898.jpg
(D7000 + TAMRON 18-270mm F3.5-6.3  -  F9.5, 1s, ISO140, 375mm(35mm換算) 撮影後トリミング&露出調整)  
 
DSC_1911.jpg
(D7000 + TAMRON 18-270mm F3.5-6.3  -  F6.7, 1s, ISO1600, 75mm(35mm換算) 撮影後露出調整)  
 
23時20分頃、LP-1に到着。機体移動は30分の予定ですが、LP-1までは真っ直ぐなのでスムーズに移動します。
VABを出た直後とLP-1付近は明るいのですが、真ん中は照明が無いので非常に暗く、カメラのAFが甘くなります。シャッター速度を上げてもブレるなーと思ったらピントが合ってなかったり(笑 
 



タイムラプス動画
こちらはNEX-5TにSIGMA10-20mmF4-5.6のレンズを付けて撮影。
https://www.youtube.com/watch?v=KOGHZaVleV8
 
ちょうど天の川が上ってくる時間だったので天の川バックの機体移動を撮影したかったのですが、丘からの見た角度と天気がそぐわず、撮影できませんでした...
機体移動の前後を含めた約70分を20秒にまとめています。
 
機体移動が終わると一気に人が減っていきますが、星を撮ったりぶらぶらしてたらJAXAの人が望遠鏡を持ってきて見せてくれたり、サイエンスキャンプか何かの子供たちが来たりしました。なんだかんだで24時頃までいたかも。
 
 
 
 
  天の川
 
その後、宿に戻る途中熊野海水浴場の付近でもう一度天の川の撮影にチャレンジ。
DSC_1922.jpg 
(D7000 + SIGMA 10-20mm F4-5.6  -  F4, 30s, ISO3200, 15mm(35mm換算) 撮影後露出調整) 
 
肉眼では見えるか見えないかという明るさ。
射点の光もありますし大気の状態がイマイチでしたが、かろうじて撮影できました。

1日目は以上で終わり。
2日目に続く...
 
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今回種子島で撮影した写真をFlickrで公開しています。
宜しければ合わせてご覧下さい。

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技研公開2014に行ってきました。 [日記]

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今年も昨年に引き続きNHK技研公開2014に行ってきました。
 
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行ったのは30日(金)
天気も良くお出かけ日和。
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11時頃着きました。平日の午前なので比較的空いています。


まず最初に8Kスーパーハイビジョンシアターへ
順序通りに展示を見ていくと一番最後にあたる8Kスーパーハイビジョンシアターですが、あとの時間になるほど混むので、最初に見てしまうのがおススメ。席数は多いので混んでも待ち時間は短いと思いますが前の方の席が埋まり易くなるため。
それに、映像を見てからのほうが技術展示の内容も頭に入りやすいと思います。

入場前の待ち列がある空間には8Kのリアプロジェクション装置がありました。
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8Kリアプロは今回初の展示。
液晶タイプに比べるとコントラストが低く、全体に落ち着いた感じの画になりますが非光沢の画面な画面のせいか他の8Kテレビよりも奥行き感が薄く感じられました。逆に絵画などもともと平面なものを映すのに向いているのではないでしょか。
背景の絵はリアプロのスクリーンに描かれているようなリアル感でした。
絵が動くという不思議な感覚。

今年の映像内容は
ミラノ・スカラ座来日公演『リゴレット』のハイライト
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正直、歌劇とか全く興味がないのであまり期待していませんでしたがとんだ思い違いでした。

まず最初に驚かされたのが会場内で映像のリアルタイム表示?があったこと。
シアター内に撮影に利用したシネマカメラが設置されており、映像が始める前に司会者の映像がシネマカメラを通して大きなスクリーンに映るのです。

この仕組み自体は大したことないのですが、薄暗い会場内を8Kカメラで撮影しリアルタイムで投影するのは技研公開として初めての試み。スポットライトが当たった司会者が、放送用のカメラと遜色ないコントラスト、ダイナミックレンジ、色合いで撮影し投影されており、今回の撮影に歌劇が選ばれた理由が分かりました。


そう、今年の8Kスーパーハイビジョンシアターの特徴は"シアターカメラ"で撮影された映像だったのです。
考えてみれば今までの8Kスーパーハイビジョンシアターはほぼ屋外で撮影された映像でした。リオのカーニバルなど夜間に撮影されたものもありますが、屋内の薄暗いステージで行われる歌劇の撮影は今までになくチャレンジングな撮影だったことでしょう。感度が2倍になり、静穏性が増した今年の"シアターカメラ"だからこそ撮影できた映像なのです。

さて肝心の映像ですが、黒の引き締まりがよく、白い衣装や役者の顔も白とびすることなく絶妙な露出と煌びやかで細かい模様の衣装がはっきりと解像された素晴らしい映像でした。
ノイズもほとんど気にならないレベルで、8Kカメラの進化を感じられる素晴らしい内容となっていました。
ただ、絞りをあまり絞っていないためか周辺の解像感が少し物足りなかったのと、背景に黒つぶれっぽい部分が多くあったのが今後の課題でしょうか。

また、今まであまり音については気にしていませんでしたが、歌劇が終わり拍手が巻き起こる瞬間は本当に周囲の人たちが拍手をしているように聞こえました。歌劇のステージと上映された講堂が似ているシチュエーションということもありますが、22.2チャンネルの三次元音響の没入感の高さを初めて感じた瞬間です。



続いて入口入ってすぐの展示場。
 
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今年は入口目の前にPanasonicの8Kテレビが置かれてましたが(撮影禁止)けっこう前から使ってるやつで画面が暗く、画質もイマイチ...
あれはもう少し奥の展示ブースに置いておいた方が良かったと思うな...
 
 
 
 
NHK放送博物館
 
中央付近にオリンピック関係の展示を発見
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1964年に製作された東京芝浦電気株式会社(現TOSHIBA)製の2IO分離感度方式カラーカメラ。
東京オリンピックの映像を衛星中継で世界中に発信したカメラです。あまりの映像の綺麗さにBCCやNBCの人がカメラを見学に来たとか。

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中身も見られますが僕が見てもハンダが手付けされてることくらいしか分かりません(笑

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マラソンを全行程生中継したのも東京オリンピックが最初らしいです。
ヘリでカメラを載せた並走車からの電波を受け、ヘリから放送局に電波を送り、放送局から大型のパラボラアンテナで人工衛星に送信しました。
ヘリとの通信アンテナを、人力動かして調整してるあたりが凄い。




No.2 超小型120Hz 8Kスーパーハイビジョンカメラ

お次はスーパーハイビジョンカメラの歴史
(以後、"スーパーハイビジョン"はSHVと表記します。)
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2002年に作られた1号機(一番右)が80kg
2004年に作られた2号機(右から2番目)が32kg
2010年に作られた3号機(右から3番目)が20kg
3号機は現在ワールドカップに出張中
2012年に作られた4号機(右から4番目)が5kg

そして
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2013年に作られた5号機(右から5番目)が2kg
と、ここ10年で非常に軽く、小さくなりました。

2013年モデルはCubeカメラと呼ばれております。
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SHVカメラ開発にもいくつかの流れがあり、Cubeカメラは小型化を追求した路線。この他にも性能を重視した路線などがあります。

Cubeカメラは実際に動いており、しかも自分でカメラの向きを変えることができます。
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このカメラ、去年は展示のみで可動していなかったので。実際に動いているのが見られるのは今年から。
 
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120Hz映像の実演ということで、ブース内ではジャグリングサークルの方がずっとジャグリングやってます。
大変そう...

Cubeカメラの仕様
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画素数 : 横7680×縦4320画素
フレーム周波数 : 120Hz、60Hz 順次走査
映像素子 : 単版カラーCMOS(RGBベイヤ配列)
光学フォーマット : Super35相当
レンズマウント : PLマウント
寸法 : 幅151mm、高さ125mm、奥行き135mm
質量 : 2kg(レンズは含まず)

既に紅白歌合戦での収録に使われているようです。
従来の8Kカメラに比べて軽く小型なのでクレーンの先にに取り付けたり、狭い場所に設置したりとアングルの自由度が大きく高まりました。




No.3 8Kスーパーハイビジョン衛星放送システム

SHVはフルハイビジョンの16倍の解像度なため、情報量がとにかく多く従来の放送システムではとてもデータを送り切れません。
そこで重要なのが
・映像符号化技術
・大容量衛星伝達技術
です。

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まずは映像符号化技術。
H.265(別名High Efficiency Video Codingで"HEVC")というとても賢い(見たの劣化を抑えつつ、高い圧縮率を維持する)フォーマットを使うことでSHVの情報量を従来の放送の2倍程度までに抑えることができます。
情報系はよく分かりませんが、MPEGなどのフォーマットに比べ画面をより細かく分割し、動きの少ない部分や色の変化が少ない部分の情報量を落とすことで圧縮しているようです。

デモ映像で水面を映すという自信のほど
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水面はランダムに変化するので情報量が多く圧縮するのが困難。放送ではブロックノイズが出やすい厄介な被写体。

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よーく見るとブロックノイズが出てますが離れればまず気にならないレベル。
これは凄い!

次は大容量衛星伝達技術。
映像の圧縮はもう限界が近いので、送受信できる情報量を増やそうというのが大容量衛星伝達技術。
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大容量衛星伝達技術は大きく分けて2つのアプローチで送れる情報量を増やしています。

1つ目は1秒間に送る情報量を増やすこと。
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従来の電波が水色、新方式が黄色。
従来方式では帯域の端の方はスペクトルが垂れてしまうので使えませんでしたが、新方式ではギリギリまで強い信号となっているので帯域を限界まで利用できるという話。
詳しい事は分かりませんが、なんとなくやってることは分かります。

2つ目がbit数の増加
従来方式は3bitで情報を送信していますが、それを4bitに増加させました。
3bitだと000~111までの8通り、4bitは0000~1111の16通りなので受信信号が変わります。
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小さな黄色い点が集まってできた16コの群が000~1111までの各信号に対応しています。
(従来方式では黄色の群が8コ)
ただ、4bitでは群同士が近くなりエラーを起こしやすくなるため、誤り訂正符号というものも一緒に送りエラーを防いでいます。
この辺の話はサイエンスZEROで紹介されたので間に合えば見てみると面白いです。

No.4 フルスペック8Kスーパーハイビジョン映像機器
最初の方に8Kカメラには行くつか路線があると書きましたが、その1つがフルスペック8Kカメラ。
NHKの提唱するフルスペック8K SHVとは
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有効画素数 : 7680×4320
フレーム周波数 : 120Hz(順次走査)
階調 : 12bit
表色系 : 広色域
の4つの条件を満たすものらしいです。
ようは「ぼくのかんがえたさいきょーの8Kかめら」です。
静止画の場合、色域はAdobeRGBの○%とかで表記しますが、映像の場合は規格が無いんでしたっけ?
表色系 だけ数字の無い定義でぼやっとした表現だなと思いました。

現在フルスペック8K SHVを撮影できるのはこのカメラだけ
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HITACHI製、小型軽量化よりも高画質を追及して開発しているカメラです。
Cubeカメラも”広色域”以外はフルスペック8K SHVの条件を満足しているそうなのです。
やはり単版COMSセンサでは”広色域”を満たすのが難しく、プリズム分光で3枚のCMOSセンサを積んでいるためこのカメラは大きくなっているそうです。



No.5 8Kスーパーハイビジョンのケーブルテレビ電送方式
技研公開2012の8Kスーパーハイビジョンシアターで上映されていた最後のスペースシャトル打ち上げ映像が今年も見られます!
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展示内容としては、ケーブルテレビで8K映像を送るための技術とか。
スペースシャトルの打ち上げ映像は去年もこの辺のブースでデモ用に使われてた、来年あたりは別のデモ映像に置き換わるかも...

ロケット好きはこのブースだけでも見に行く価値ありますよ!




No.6 メモリー着脱型8Kスーパーハイビジョン小型記録装置
 
Cubeカメラは非常に小さいですがあくまでアレはカメラユニットなので、撮影には記録ユニットが別途必要になります。さらに圧縮して記録しようとするとエンコーダーも必要になり...
と放送用のカメラは市販のビデオカメラと違ってとにかく大きく使い勝手が煩雑です。(もちろん利点があるのでそのようなシステムになっているのですが)
この展示では録画ユニットの中に入れる小型記録装置が展示してありました。
右下のメモリーパックというもの。
 
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プラスチックケースに半導体をいれただけという手作り感あふれるものですが、VHSほどのサイズで45分間の8K SHV映像を録画できるそうです。
ここでRGB(赤緑青)のうち画質に影響が大きいG信号を補間処理して映像を圧縮するという技術も紹介されていましたが、解説員の方空かなくて詳しい説明は聞けませんでした...

そうそう、技研公開はどのブースにも最低1人は解説員が常在しており展示内容を開設してくれます。その他館内の案内にあたっている職員も多く、技研公開中は大半の職員が技研公開を運営しているのではないでしょうか。
人員の割き方がとても贅沢。
特に人が少ないブースに行くととても丁寧に説明してくれます(笑

お次は少し奥まったスペース、まだまだ開発段階の技術のブースが並んでいます。
そろそろ書くのが辛くなってきたので簡単に...




No.8 フレキシブル有機ELディスプレー
 
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PanasonicとSONYが事業売却を検討中の有機EL。
今のところ韓国企業が一人勝ちしてるけどイマイチ流行ってない感じ。




No.9 インテグラル立体テレビ

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光学カメラと赤外線カメラを2台並べて空間認識するカメラ
 
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小さなレンズアレーを並べて裸眼立体視ができるインテグラル立体テレビ。
顔を動かすと文字が隠れたり表れたりと奥行を感じます。ただレンズアレーの構造状解像度が低いのが欠点。




No.10 立体像表示のためのスピン注入型空間光変調器

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ちょっと難しくて分かりませんでした。ちょうど解説員の方も他のお客さんと話していて説明を聞けなかったのが残念。


最後は地下コーナー
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小さな展示ブースが所せましと並んでいます。
 
 
 
 
中でも一番のお目当てはこちら
No.20 1億3300万画素イメージセンサー
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1億3300万画素?
フルスペック8K SHVの解像度は7680×4320=33177600だから約3300万画素あれば十分なんじゃないの?
そんなに画素を増やしてどうするの?
という声が聞こえてきそうですがそうではありません。ここで言っている画素とはRGBの3色1セットのものではなく、RGBのそれぞれを1画素とカウントしての1億3300万画素なのです。
 
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分かりますでしょうか?
 
凄く端折って説明すると、これは8K4Kの4倍の画素数の16K8K相当の情報を受ける事ができるセンサなのです。
情報量を増やすのはその方が高画質は8K4K映像が撮れるため。 
 
 
 
拙い理解を基に説明文を書いたので、読みたい人だけ読んでください↓ 
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例えば4×4の16画素のデジカメがあったとします。そのデジカメのセンサ配列は
  R   R 
 B   B  
  R   R 
 B   B   
といった風になっています。
(これはベイヤ配列という並ベ方。ヒトの目の感度が最も高い緑のセンサを他の色の倍置くことで、ヒトの見た映像と近いイメージを作ることができるとされ、ほぼ全ての映像センサに使われている配列です。)
センサ自体は明るさの情報しか認識できないので、センサの前に光の三原色のカラーフィルタを置くことで色情報を得る事ができます。
 
しかし得られた画像情報を表示する時、1つの色を作るにはRGBの3色1ユニットの情報が必要ですよね?しかし、上のセンサから得られる情報は4ユニット分だけ。
ということは上のセンサは4画素となるのでしょうか?
 
答えは違います。
どのセンサも1色分の情報は得られているので、残りの2色の情報を隣のセンサからもってきて補間することで16ユニット分の情報を作りだし、16画素として出力されるのです。
 
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
センサで得られた情報
+
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
補間情報
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB)
(RGB)(RGB)(RGB)(RGB
描画される情報
 
例えば赤は16区画のうち4区画しかないので、4区画の情報を基に残りの12区画分の情報を補完しているのです。
そのため実際には存在しない偽色が発生したり、色が混ざってくすんでしまうという欠点があります。
(綺麗な色の絵の具を混ぜるとくすんだ汚い色になってしまうようなイメージ)
実際は映像エンジンが上手く補間し描画してくれるのでそこまで気になりませんが、ある意味構造上欠点となっています。
 
これを防ぐためにはカメラに入ってきた光をプリズムで分光し、RGB1色ずつ1枚のCMOSセンサで受光する方法がフルスペック8K SHVカメラで行われている方法です。
しかし、この方法ではプリズムと3枚のCOMSセンサを使うためカメラが非常に大きくなってしまいます。
 
その2つの良いとこ取りをしたのがこのセンサ。
8K分の画素のRGBに対応するセンサを1つのCMOSセンサの中に収めてしまったのです。 
なので
7680×4320×4(ベイヤ配列なのでRGGB)=1327104000
1億3300万画素となるのです。 
 
だから、このセンサから出力された情報を従来のように補間して利用すれば8K4Kの倍の16K8K映像を作ることも可能なのです。
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去年は似た技術として層状にRGBのセンサを重ねたSIGMAのFoveonセンサのようなものも展示されていました。今年は展示がありませんでしたが、新しい成果が出ればそちらも復活するのではないでしょうか。
 
こちらが、1億3300万画素のセンサ
DSC02634.jpg 
 
を搭載したカメラ 
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隣の4Kディスプレイにリアルタイム出力されています。 
DSC02635.jpg 
センササイズは35mmフルサイズという映像の世界では一般的なもの。この規格ならたくさんの交換レンズが使えることも大きなメリットです。一眼レフではこのセンササイズで1000万画素から3000万画素程度が一般的な解像度なのでその10倍近い密度で画素を詰めていることになります。

これだけ画素が過密になると1つの画素の面積が極端に減り、ダイナミックレンジや高感度特性の悪化が心配でしたが、実物を見てみると特に暗かったり明るさのレンジが狭い印象は受けず、実用化が近い画質であると分かりました。
ISO感度は教えてもらえませんでしたが、付けているレンズはF3.0だそうです。
でも被写体にはライトが当たっておりますが、屋外での撮影なら問題なさそうな感度。Cubeカメラの次のカメラにはこのセンサが載るかもしれませんね。
 
 
まだ、発熱が大きいらしくセンサの裏には大型のヒートシンクとファンついていました。 
DSC02638.jpg 
でも、技研公開の開催中はデモ用に可動し続けられる程度の発熱のようです。
 
イメージセンサの仕様
光学サイズ : 35ミリフルサイズ
センサータイプ : CMOSイメージセンサー
有効画素数:水平 : 15360×垂直8640
撮像面サイズ : 水平37.6mm×垂直21.1mm(対角43.2mm)
カラーフィルター : ベイヤー配列
フレーム周波数 : 60Hz
階調 : 12bit
パッケージ : 1125ピン μ-PGA
  
 
 
 
 
最後にゆる目の展示を紹介。体験型展示のコーナー。
飛び出すテレビ
 
DSC02657.jpg 
テレビ画面にマーカーが表示されており、タブレットをかざすと黄色いキャラクタがテレビから飛び出してきてどーも君とキャッチボールをします。
これ、ただのARマーカーと違って基本的には飛び出しはせず、どーも君がボールをあらぬ方向に飛ばすとテレビからボールが飛び出し、黄色いキャラクタが取りに行くというような飛び出し方をします。
テレビ画面4隅のマーカーが時間経過とともに変化することで可能になったとかそんな内容だったはず。
 
とても内容が濃く、活気にあふれるイベントなのでたまにこういうのがあると息抜きができていいです(笑
 
 
 
 
 
 
最後に
これで今年の技研公開の記事終わり!
滞在時間は短かったのですがとても楽しかったのでまた来年も行きたいと思います!
 
出入り口にあったポスタ。 
DSC02660.jpg  
年に1回あるかないかのレアなシリーズ、今回で第4弾、面白いのでとても好きです。
6月1日(日)総合 よる9:00から放送の第一回は、「“変幻自在”の至宝 ネイマール」
6月8日(日)総合 よる9:00から放送の第二回は、「世界最強の“天才脳” スペイン代表」 
時間があったら是非見てみて下さい!

 
そういえば、技研のキャラクタのコスプレした人がいました(笑 
DSC02663.jpg

 
今回撮影した写真はFlickrにアップしてあります、ブログに載せきらなかった分もあるので宜しければご覧ください。
 
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:イベント概要:
5月29日(木)-6月1日(日)
10:00-17:00
入場無料
土日は成城学園前駅から臨時バスも出ています。 
 
 

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